ホーム > 西国街道沿いの史跡 > 阿為神社 | ![]() |
![]() 茨木市安威3丁目 阪急京都線「茨木市」駅下車。駅北側の阪急バス乗り場から[89]系統「車作」又は「桑原橋」行き、又は[79]系統「竜仙峡」行き(竜仙峡行きは日祝日のみ)に乗車し、「安威」で下車する。バスの通る道路から別れ、斜め西南の方向に向かう道路を約300m進むと別の道路に行き当たる。ここで右折すると大念寺への石段が見える。この石段の前を西側に進むと阿為神社に通じる参道になる。 バスの運行頻度は平日、土曜日8時〜18時の間について、8時、9時、16時、17時台は1時間に3便、14時台は1時間に1便、その他の時間帯は1時間に2便。日祝日8時〜18時の間について、9時、10時台は1時間に3便、14時台は1時間に1便、その他の時間帯は1時間に2便(以上2001年5月現在)。 |
![]() 見所など: 阿為神社の境内は鬱蒼とした森の中にあり、「鳥居」(左の写真)をくぐると石段が本殿前の広場まで続いている。 「拝殿」は小ぶりながらがっしりした荘厳な感じがする造りである(直下の写真)。「本殿」は写真に写っていないが、「拝殿」の裏にこぢんまりと佇んでいる。 阿為神社(あいじんじゃ)は延喜5年(905年)に醍醐天皇の命で編纂された延喜式の神名帳に記載されている式内社の一つである。 |
![]() この神社は中臣藍連が祖先である天児屋根命(あめのこやねのみこと)を氏神として祀ったのが創始とされている。 このことは、阿為神社は中臣鎌足即ち藤原鎌足の先祖を祀った神社ということになり、ここにも鎌足の足跡を見ることができる。 この場所から南南西に約1.5km離れた手久良山にあった式内社の幣久良(へくら)神社を明治41年(1908年)にこの阿為神社に合祀したとされている。 |
![]() 神社には拝殿前などに狛犬が置かれているのが普通であるが、その狛犬の表情が神社によって異なり面白い。 阿為神社の「狛犬」は左の写真に見られるように一応怒りの表情をしているが、目や鼻などは何となくユーモラスに造られ、全体として激しさが感じられないものに仕上げられており、親しみがもてる。 鳥居から本殿までの間の石段は、時には、付近の中学校の運動部のトレーニング場として利用されていることもあるようである。 (参考:茨木市教育委員会名の阿為神社御旅所解説掲示板) |
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Yukiyoshi Morimoto