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| 所在地及びアクセス: 京都府宇治市菟道滋賀谷 |
![]() 京阪電鉄宇治線「三室戸」駅下車。駅の直ぐ南側にある道路を東の方向へ道なりに進む。途中、三室戸寺への案内標識、石柱などがあるのでそれに従うと道に迷うことはない。 駅から三室戸寺まで徒歩約15分。 京阪電鉄宇治線「宇治」駅から三室戸寺までバスの便があるが、通常時1時間に1便程度である。なお、ツツジ、アジサイの咲く季節には1時間に2〜3便程度に増発されているが、歩行困難な人以外は「三室戸」駅から歩くべきであろう。 |
宗派:本山修験宗(別格本山) 本尊:千手観世音菩薩 開基:大安寺行表法師 縁起: |
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光仁天皇が行幸の際、霊感を感じたので藤原犬養に命じ周辺を探させたところ、宇治川の支流である志津川上流の岩淵で黄金の仏像を発見したと伝えられている。この仏像を安置するため、宝亀元年(770年)に御室の一部を移し、奈良大安寺の行表法師を招き、御室戸寺としたのが寺の起源とされているが、智証大師円珍の開山という説もあるという。 御室戸寺は後に三室戸寺に改称された。 創建時は仏像が発見された場所の近くの山中に寺があったとされているが、度重なる火災に遭い、15世紀に現在の場所に移されたという。 |
見所など: |
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赤く派手に塗られているが、意外に簡素な造りの「山門」(左の写真)をくぐると、参道右側下にツツジ、アジサイなどが植えられている庭園が拡がっているのが見える。 後述するが、このアジサイ庭園の存在が三室戸寺を「アジサイ寺」といわせる所以になっているのだろう。 |
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山門を通り、花園を右下に見て進むと、本堂前に登る石段(左の写真)に至る。 石段を登らなくても、左手にある坂道を通ることもできるが、この石段を登るのが正しい参道と思われる。 石段横の『みむろどう』と書かれた灯籠(?)や、石段前の『ようおまいり』と書かれた石柱が立っているのを見ながら石段を登る。 |
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石段を上がると、蓮を植えた大きな鉢が多数並んでいるのが見え、その奥に「本堂」(左の写真)が建っている。 現存の「本堂」は重層入母屋作りの重厚な建物で、文化2年(1805年)に再建されたものといわれており、京都府の文化財に指定されている。 |
「本堂」に安置されている本尊「千手観世音菩薩」は光仁天皇が霊感を得て志津川の岩淵で感得した仏像であるという説もあるが、本尊は秘仏であり、この説の真偽はわからない。ただ、1200年以上も昔の伝説じみた話は何となく信じがたい面があるし、もし、仏像の由来が確かであれば文化財としての指定があってもよさそうな気がする。 |
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「本堂」の前に「宝勝牛」と名付けられた牛の像が置かれている(左の写真)。 牛の口の中には金属製の小さな仏像を貼り付けた石の玉が入っており、牛の口の中に手を入れ玉を転がし指で仏像に触れると勝ち運がつくという。玉は口の中で自由に動かせるが、外に取り出すことはできない。 |
「宝勝牛」は勝運、ガン封じ、病気平癒、金運、健康に効があるといわれ、絵馬に願い書いて奉納すると霊験があるという。 |
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「宝勝牛」の傍には若乃花と貴乃花が奉納した「絵馬」がかけられている(左の写真)。 この絵馬は若乃花が大関だった平成十年春場所直前に奉納したもので『努力』の文字が書かれている。若乃花はこの春場所に見事優勝した、旨の説明書きがある。貴乃花の絵馬には『不撓不屈』の文字が書かれているが場所の成績に関する説明は全く書かれていない。 「宝勝牛」の横には若乃花と貴乃花の手形が置かれているが、手は思ったよりも大きくない。 |
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「本堂」の東側に「阿弥陀堂」、更にその左側に「鐘楼」(左の写真)が建てられている。 「鐘楼」は簡素な造りで、それだけにスッキリした感じがする。 |
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「鐘楼」の東側、木立の中に朱塗りの「三重塔」(左の写真)が建っている。 この「三重塔」は江戸中期のものといわれており、明治43年(1910年)に兵庫県佐用郡三日月町の高蔵寺から移築したものであるとされている。 |
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「本堂」の西側に建てられている「宝蔵庫」(左の写真)には重要文化財に指定されている「木造釈迦如来立像」、「木造毘沙門天立像」、「木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像」が所蔵されているというが、拝観できるのは毎月17日のみで、それも1日に3回だけであり、拝観時間も限定されている。 |
上述したように「本堂」の前には蓮を植えた大きな鉢が置かれており、6月中旬〜7月には花をつける。直下の4枚の写真はその蓮の花である。 |
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また、既述のように当寺は「アジサイ寺」ともよばれているが、6月中旬には山門付近の参道の下にある一万株のアジサイが植えられているといわれる「庭園」は満開となる。 直下5枚の写真は「庭園」に咲いているアジサイである。 |
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| 三室戸寺には季節に応じアジサイ、ツツジ、蓮などが咲き、花の寺といわれている所以がよくわかる。 |
御詠歌:夜もすがら月を三室戸わけゆけば宇治の川瀬に立つは白波 |
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Yukiyoshi Morimoto