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新屋古墳群

(解説板があるが視認できない古墳群)
新屋古墳群所在地図 所在地及びアクセス:

 茨木市福井

 JR東海道線(京都線)「茨木」駅下車。駅北側の阪急バス1番のりばから[86]、[87]系統「茨木サニータウン」行、[84]系統「大岩」行き、[81]系統「忍頂寺」行(忍頂寺で乗り換えて銭原、余野又は上音羽行きになる)のいずれかのバスに乗車し「福井宮の前」で下車する。バス停の傍の交差点を西の方向、新屋坐天照御魂神社に向かって進むと道路右側の歩道に古墳の解説板がある。
 バスの運行頻度は上記各系統を合わせて、8時〜19時の間について1時間に5便乃至それ以上ある。
 阪急京都線「茨木市」駅からも上記同様の系統のバスが出ているが、運行頻度は1時間に約3便であり少ない。
 なお、海北塚古墳、紫金山古墳が近くにあるので、同じ時に見学可能である。
神社入り口
見所など:

 左の写真で見えている鳥居をくぐり石段を上がると「新屋坐天照御魂神社(にいやにいますあまてるみたまじんじゃ)」という長い名前の神社の社殿に着く。

 この神社の裏山一帯に円墳が約30基集まっているとされているが、これが「新屋古墳群
(にいやこふんぐん)」といわれているものである。直下の写真は古墳が点在しているとされている神社裏山の遠望である。
古墳群のある山遠望
 これらの古墳は6世紀後半から7世紀初頭にかけて築造されたものと考えられている。

 昭和37年及び平成3年〜4年にこの古墳群の調査が行われ、種々な遺物が発掘されたようであるが、近辺の人の言によれば、調査後埋め戻されて、現状では古墳の視認が出来ない状態になっているという。

 新屋古墳群に行くのには神社の境内から裏山に入らなければならない。
神社裏山内
 裏山には大きな丸っこい石が数個集められている場所があるが(左の写真)、これらの石は古墳の石室に使われていた石ではなかろうかと推測されるが、古墳とは何の関係もない石かもしれない。

 ただ、神社の境内を通って裏山に入ると、土地の人に「他人の山に入るといろいろ疑われてもしかたがないよ」と言われることがある。このとき、古墳のことを話したが、とり合ってくれなかった。

 なお、茨木市教育委員会名の解説掲示板には、古墳発掘調査後埋め戻されたことは書かれていないし、古墳は実際上視認できないことも触れられていない。

 (参考:茨木市教育委員会名の解説掲示板)
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Yukiyoshi Morimoto