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高雄「蓮花潭(蓮池潭)」

 台湾の南部にあり、台湾第二の大都市である高雄には数多くの見所があるが、中でも、この蓮花潭(蓮池潭)は有名であり、高雄を代表する景勝地といわれている。
竜虎塔
 蓮花潭は高雄の北郊外にある淡水湖で、ここのハイライトは「竜虎塔」(左の写真及び直下の二枚の写真)であり、台湾の観光ガイドブックに必ずといってもよいほど記載されており、これに類似の写真をみることができる。

 湖上に七重の塔が二つ建てられている。向かって左側の塔には大きく口を開けた竜がつけられており、右の塔にはこれも大きく口を開けた虎がつけられている(直下の二枚の写真)。竜虎ともに中は空洞であり、何れも人が通れるようになっており、空洞の内部には仏教説話と思われる絵が描かれている。
竜の入口 虎の出口
 塔に行き着くためには、先ず橋を渡らねばならないが、塔の七階から撮影した写真(直下の写真)に見られるように曲がりくねった橋が架けられている。
塔まで渡る橋
 悪魔は真っ直ぐに歩けるが、くねくねと曲がっては歩けないといわれている。悪魔が渡ってこれないように、このように曲がった橋が架けられているという。

 橋を渡り、竜の口から入り、塔に登って虎の口から出るというのが順路である。物理的には虎の口から入れないことはないが、決して虎の口から入ってはならないとされている。これは虎の口から出た者は、災いから逃れられるという中国のことわざ「虎口逃生」に基づいているという。

 竜の口から入ったところで、お守り(?)を売っている。このお守りはまるで絵ハガキであり、表は竜虎塔の写真であり、裏は「糞尿泥小地獄」という実に奇妙なタイトルの文が書かれている。
中国語であるため、その内容はよくわからないが、推測するに、お守りというよりも説教のような文章のように思われる。

 現地のガイドによれば、このお守り(?)は買わなければいけないと言うが、その内容から推測して如何にも胡散臭い。
湖裡亭ほか
 竜虎塔に登って見た蓮花潭やその周辺は絶景という。確かに見晴らしがよいが、絶景と称するか否かは主観が大きく左右するところであろう。

 蓮花潭には「竜虎塔」の他に、朱塗りの中国式あずまや、「湖裡亭」が建っている(写真)。また、写真左端に人が座っているように写っているのは「玄天上帝像」であり、これも湖上に建てられている。
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Yukiyoshi Morimoto