ホーム > 我流観光スポット一覧 > 「橋杭岩」 | ![]() |
所在地及びアクセス: |
和歌山県東牟婁郡串本町橋杭 |
JR紀勢本線串本駅下車。国道42号線に出て北東の方向(古座方面)に向かって進む。徒歩約20分で橋杭岩に着く。 串本町コミュニティバスが運行されているのでこれを利用することも出来る。串本駅から橋杭岩まで所要時間は3分であるが、運行本数は少なく、1日に6本である。詳細は下記の時刻表を参照して下さい。 |
串本町コミュニティバスを利用する場合は、串本駅から佐部・上田原方面行きに乗車し、橋杭岩で下車する。佐部・上田原線のバス時刻は次の通り(平成27年10月1日改正、平成29年1月現在)。 なお、時刻の変更があることも考えられるので、利用に際しては、念のため串本町役場企画課(電話:0735-62-0556)に発車時刻を確認されるのがいいと思います。 |
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見所など: |
アクセスの項に記載したとおり、JR紀勢本線の串本駅(本州最南端のJRの駅)から国道42号線で新宮の方に向かって約2kmほど進んだ場所に、海岸から大島の方向に向かって大小とり混ぜ多数の岩が一列に並んでいるのが見える。 |
![]() 左のコピー(串本観光協会発行の串本町マップの一部をコピー)は橋杭岩付近の地図である。橋杭岩は道の駅の駐車場や橋杭観光センター傍の海岸から見ることが可能であるが、見えるのは橋杭岩の岩列全体像ではなく、並んでいる岩の列のほぼ中央に位置している大きい岩(地図では一寸した島として描かれている)までの北側半分と思われる。 |
直下の写真は干潮気味の時に橋杭観光センター傍の海岸から撮影した橋杭岩であり、写真の左端が陸地である。岩の数は40個以上、その全長は800m以上におよぶと言われている。ただ、干潮時と満潮時で観測できる岩の数は当然異なるし、数える岩の最小サイズをどう考えるかによっても全数は異なる。 |
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![]() 橋杭観光センター傍の海岸には左の写真に見られるような標識があり、「吉野熊野国立公園 橋杭岩」と表示されている。 |
並んでいる岩はそれぞれ異なった形状をしており、個々について観察するとそれなりに面白い。 |
![]() 左の写真は橋杭岩の内、直接本土に接している岩である。橋杭岩の先端が鋭利にとがっているものが多いようであるが、この岩は比較的丸みを帯びた形状をしている。 |
![]() 本土側から比較的大きい岩を数えて2番目にあたるものが左の写真の岩である。 岩の頂上付近に小さな木が生えているのが見える。こんな場所でも生育する植物があるのに若干驚く。 |
![]() 本土側から数えて4番目にあたる高さが低く、鋭利な先端のない岩が左の写真の岩である。 この岩は右を向いた亀に似たゴツゴツした甲羅のある動物を想像させる。 |
![]() 左の写真は本土から比較的大きな岩を数えて5及び6番目の岩である。 一見して特に想像できるものはないが、ある人は虫歯が欠けた状態に見えるという。言われてみるとそのように見えないこともないが・・・。 |
![]() 左の写真は本土から比較的大きな岩を数えて7番目の岩で、橋杭岩の中でも標高の高い岩の一つである。 この岩には中程、上部そして頂上に植物が生育している。かなり生育条件の悪い場所と思われるが、あえてこういう場所に生育しているのは何故だろう。 |
![]() 右端の岩(直下の写真)から左(北の方向)に向かって4〜5番目に左の写真に見られるような岩がある。 写真中央の岩は右を向いた若干猫背の人のように見える。右を向いた頭部が比較的リアルである。 |
![]() 橋杭観光センター傍の海岸から見」て最も南側(右側)に見える岩である。橋杭岩の中でも最も大きいもので、写真でもわかるように多くの樹木等が一面に生えていて岩と言うよりよりもむしろ島というべきかもしれない。 |
橋杭岩について次のような伝説がある。 昔、弘法大師と天の邪鬼(あまのじゃく)が大島まで一晩で橋を架ける賭をした。弘法大師の架橋の仕事がはかどっているのを見て、天の邪鬼が鶏の鳴き真似をした。弘法大師がこれを聞いて、夜明けと思い、仕事を止めたので橋の杭だけが残ったという。 ここは、かつてはあまり顧みられない観光地であったが、最近では観光客も多く観光バスも多数駐車しているのを見ることが出来る。橋杭岩は自然の偉大さを感じさせる造形物と言える。 |
最終更新日:2017年1月24日 |
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