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廣田神社
(ひろたじんじゃ)
所在地及びアクセス

 兵庫県西宮市大社町

 阪急電車を利用する場合:阪急神戸線「西宮北口」駅下車。駅南側にあるバス停から阪急バス[11]又は[12]番、「甲東園」行きに乗車し、「広田神社前」で下車する。
 JRを利用する場合:JR神戸線「西宮」駅下車。駅北側ターミナルから阪急バス[11]番、「甲東園」行きに乗車し、「広田神社前」で下車する。
 阪神電車を利用する場合:阪神本線「西宮」駅下車。駅北側のバスターミナルから阪神バス山手線、東まわりに乗車し、「広田神社前」で下車する。

 「広田神社前」バス停から少し戻り、信号のある交差点を西の方向へ坂道を下ると神社に通じる松並木道に出る。北側に向かって少し歩くと左手に神社境内が見える。バス停から社殿まで徒歩約5分。


 上の地図でバルーン状のマーカーをクリックすると説明が出ます。

 阪急バス「甲東園」行きの「西宮北口」発車時刻及び「西宮」発車時刻は8時〜18時の間について下表の通り。2011年4月1日改正、2011年4月現在。
   (阪急) 西宮北口 発    (JR) 西 宮 発
 時 平    日   土 日 祝 日   時  平    日   土日祝日
  8 06 18 28* 30 42 54  00 15 30 45     8 08 14 20 26 38 50  07 22 37 52 
  9 06 18 30 38* 45  00 15 30 38* 45     9 02 14 26 38 50  08 23 38 53 
 10 00 12 22 32 45  00 15 30 45    10  08 20 30 40 53  08 23 38 53 
 11 00 15 30 38* 45  00 15 30 38* 45    11  08 23 38 53  08 23 38 53 
 12 00 15 30 38* 45  00 15 30 45    12  08 23 38 53  08 23 38 53 
 13 00 15 30 38* 45  00 15 30 38* 45    13  08 23 38 53  08 23 38 53 
 14 00 15 30 38* 45  00 15 30 45    14  08 23 38 53  08 23 38 53 
 15 00 15 30 38* 42 54  00 15 30 38* 45    15  08 23 38 50  08 23 38 53 
 16 06 18 30 40* 42 54  00 15 30 45    16  02 14 26 38 50  08 23 38 53 
 17 06 18 30 40* 42 54  00 15 30 40* 45    17  02 14 26 38 50  08 23 38 53 
(注)無印は[11]番、*印は[12]番の「甲東園」行き。
   いずれも「広田神社前」を通る。
祭神

天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)の荒御魂(あらみたま)
 広田神社の主祭神である。
 天照皇大神は八百万(やおよろず)の神々の中で最高位の神様とされており、それだけに、後述するように神徳は実に多岐にわたっている。

住吉三前大神、八幡三所大神、諏訪建御名方大神、高皇産霊大神
 上記4柱の神々は、それぞれ第一脇殿〜第四脇殿に祀られており、何れも主祭神と由縁が深い。

由緒、伝説、神徳 
朱印
 神功皇后が皇后摂政元年(201年)に新羅(しらぎ)遠征を行った帰り道、難波の港にさしかかると船が海上を回って進むことができなくなった。そのため、兵庫の港、今の武庫川の河口のあたりに向かい、皇后は神に祈りを捧げた。すると、四柱の神様が立たれ、皇后と話しをされた。神様の言葉に従い、皇后は天照大御神を廣田の森にお祀りしたという。これが廣田神社の創始であるとされているようである。

 神社は当初、現在の上ヶ原にあったとされ、その後、御手洗川の河畔に置かれたようであるが、洪水の危険を避けるため、享保9年(1724年)に現在の地に移されたという。主祭神の神徳の一つに風雨に霊験があるとされているのに拘わらず、洪水を恐れたというのは何とも面白いお話である。

 天照大御神は生活の基盤である衣食住を整えられた生活の祖神であり、特に荒御魂は勝運合格、開運厄除、子授安産、交通安全、立身出世などに霊験があるとされている。

 何れにしても、古くから国家的な規模で、廣田神社が国家鎮護、天地自然、立身出世を司る神を祀る神社として多くの人々の崇敬を集めていたといわれている。

見所など
神社参道
 バス停から神社の方に向かうと左の写真に見られるような参道がある。

 参道には石灯籠が整然と並んで立てられており、神社としての雰囲気が十分である。写真奥側に鳥居様の建造物が見えるが、通常の鳥居の形状ではない。これは「~門」と呼ばれているようである。

 バス停を降りて神社に至るまでの間に通常見られるような鳥居は建てられていない。
~門(1)
 左の写真は「~門」を近くで見たものである。この形状は俗界と神域の境界に見られる「結界」を連想させる。
~門(2)
 上の写真に見られる「~門」をくぐり奥に進むと、左の写真に見られるような門状の建造物に出会うが、これもその形状からしてやはり「~門」と呼ぶべきであろう。これには『官弊大社』『廣田神社』の文字が刻まれている。

 この門をくぐり、突き当たりを右に曲がると拝殿前の広場に出る。
拝殿
 左の写真は「拝殿」を正面から見たものである。拝殿はかなり大きな建物である。

 拝殿の左右につけられた「翼殿」に小さい拝所が設けられている。写真では拝殿の左右に翼殿の屋根の一部が見えるが、向かって右側に第一、第二脇殿の、左側に第三、第四脇殿の拝所が置かれている。
拝殿
 左の写真は「拝殿」を西寄りの場所から見たものである。

 現存の「拝殿」、「翼殿」は昭和37年(1962年)に新築されたものといわれており、建築様式は別として外観は見た目にも古い感じはしない。
本殿
 左の写真は拝殿(拝所)から見た「本殿」の正面一部である。写真では本殿の全体像はわからないが、一般の神社の本殿に比べてかなり大きな造りである。

 現存の「本殿」は伊勢神宮の荒祭宮旧社殿を昭和31年(1956年)に移築したものであるといわれている。
第一第二脇殿
 左の写真は本殿の向かって右側に建てられている「第一、第二脇殿」である。祭神はそれぞれ『住吉三前
(すみよしのみさきの)大神』、『八幡三所(やはたのみどころの)大神』である。
第三第四脇殿
 右の写真は本殿の向かって左側に建てられている「第三、第四脇殿」である。祭神はそれぞれ『諏訪建御名方
(すわのたけみなかたの)大神』、『高皇産霊(たかみむすびの)大神』である。

 第一〜第四の脇殿は本殿に比べてはるかに小ぶりである。大きな本殿の傍に建てられているため、よけいに小さく見えるのかもしれない。

 現存の脇殿は昭和38年(1963年)に新築したものであるといわれている。
伊和志豆神社
 廣田神社には幾つかの摂社、末社があるが、それらの内の一つに延喜式の摂社、「伊和志豆
(いわしず)神社」(左の写真)がある。

 創建された年代はよくわからないという。祭神は伊和志豆之大神とされているが、一説には彦坐命を祀っているともいわれているようで、祭神も明確ではないというのだろうか。

 現在の社は平成2年に再建されたようである。社は非常に小さいもので、金属製のように見える。普通、社は木製のものであり、このように小さいものはあまり見たことがなく珍しい。この社の前には一般的に見られるような鳥居が建てられている。
奉納酒樽
 廣田神社は、阪神タイガースが毎年恒例の必勝祈願を行ってきた神社であることでもよく知られている。ただ、最近は必勝祈願がこの神社で行われているということをあまり聞かなくなった。

 左の写真にも見られるように、拝殿横に置かれている奉納酒樽に「Tigers」銘の酒樽がある。神社とか氏子とかが阪神タイガースの熱心なファンということかも知れない。
祈願絵馬
 また、境内には左の写真にあるような「阪神タイガース必勝祈願絵馬」の広告が出ており、廣田神社と阪神タイガースの関係が緊密なことが推測される。

 神頼みだけで勝負に勝てるわけはないのは当然であるが、弱いタイガースでは廣田神社としても困るのではないだろうか。
御神水
 境内の片隅に「御神水」(左の写真)とされている湧き水がある。木製の階段が架けられているが、10年前にはこの階段がなかった。周囲は一応、竹垣で囲われているが、10年前はこの竹垣はそれなりに柵としての役割を果たしていたが、現状(2011年3月)では破損してしまって役に立っていない。その内に修理されるものと思われる。
バノミツバツツジ
 廣田神社の境内には「コバノミツバツツジ」(左の写真)の群落があり、総数2万株に及ぶという。

 このツツジ群落は兵庫県天然記念物に指定されている。廣田神社のパンフレットによれば『・・・ツツジの満開となる4月初旬から中旬には満山ツツジを以て蔽われ、その情景は千紫万紅天に映ずるの美観にて筆舌に尽くしがたく、・・・』と書かれているが、少し言い過ぎのようにも思える。花の咲く季節には多数のアマチュア画家を見ることができるが、大きな期待をもってツツジ見物に訪れるとガッカリするかもしれない。
バノミツバツツジ
 左の写真も廣田神社境内に咲いている「コバノミツバツツジ」である。
最終更新:2011年4月2日
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