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ヤツデ

(ウコギ科、ヤツデ属)、別名 : テングノハウチワ
ヤツデ(1)
種類 : 常緑低木

名称の由来 :
 葉は7〜9に裂けた手のひら形をしており、これがヤツデ(八つ手)の名称の由来になっている。

花形 :
 白色の小花が枝先にまとまって球状の花房 をつくっている。

花の特徴 :
 開花の初期は花弁の他に雄蕊があり雌蕊は小さく発達していない。花は密を分泌しているので、多数の虫が集まっている。これが雄性期の花である。経時により花弁と雄蕊が脱落し、雌蕊が発達する。これが雌性期の花である。

花色 : 白

開花時期 : 10〜11月

ヤツデ(2)
 左の写真は雄性期の花

 一つ一つの小花に花弁と雄蕊のあるのがわかる。
 雌蕊は小さいながら小花の中央部に見える。
ヤツデ(3)
 左の写真は雌性期の花

 雄性期の花から花弁と雄蕊が落ちて、雌蕊が発達しているのがわかる。
 他の雄性期の花の花粉を虫が雌性期の花に媒介して受粉か行われる。

2018年12月5日
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